サジェスト汚染に注意

2023年06月16日

コラム

今回は、サジェスト汚染という現象についてお話ししたいと思います。
サジェスト汚染とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードを入力すると、自動的に表示される候補の中に、誹謗中傷や風評被害、ネガティブワードなどが含まれてしまうことです。

 

例えば、「〇〇 詐欺」、「〇〇 クレーム」、「〇〇 不倫」、「〇〇 炎上」などです。
これらの言葉は、検索ユーザーの関心や検索履歴に基づいて表示されるもので、必ずしも事実を反映しているわけではありません。
しかし、一度サジェストされると、検索ユーザーはその言葉に惹かれてクリックしてしまいがちです。
その結果、サジェスト汚染は自己強化されてしまうのです。

 

サジェスト汚染は、個人や企業のブランドイメージに大きな影響を与えます。
検索ユーザは、サジェストされた言葉に先入観を持ってしまい、信頼性や評判を疑ってしまいます。
また、サジェスト汚染は、誹謗中傷や風評被害にもつながりかねません。
口コミサイトやSNSなどで根拠のない悪い評判が書かれたり、事実と異なる内容が拡散されたりする可能性があります。